ストップ!オレオレ詐欺!

当日の実施内容

「ストップ・ザ・オレオレ詐欺~お年寄りの安全を守ろう」で活動を続けている守山ゼミ 有志のメンバーが集まり文京キャンパスでオレオレ詐欺防止のための寸劇をゼミ内で公開練習しました。 年々被害額が増えているオレオレ詐欺。 メンバーは、警視庁の協力のもと、被害が集中している地域での寸劇開催を通じて、お年寄りの方々に詐欺の内容や対策を周知することで、少しでも犯罪を減らすために活動しています。
11月8日に調布市で行う寸劇本番を前にした最後の練習を行いました。


寸劇練習の様子




衣装やカツラも用意して、見ているお年寄りの方に分かりやすく伝わるように準備しました。



実際の犯罪に使用されている会話を研究して台本を作成しました。


寸劇の最後はナレーションで対策方法なども紹介します。




出演するメンバー5名は、本番に近い形でのリハーサルや、台本の最終確認、セリフのタイミングなどを細かく調整しました。また、制作チームが中心となって制作をした寸劇当日配布用のシールやチラシの最終チェックも行いました。
今年度は2回の寸劇を開催予定。開催後はイベントに足を運べなかったお年寄りの方々やもっとたくさんの方に寸劇を見ていただくためにDVDの制作も検討中です。守山ゼミのお年寄りの安全を守る活動はまだまだ続きます。



寸劇練習、出演メンバーの感想

◎まだ緊張が多少残ってしまって、セリフのタイミングが合わない場面がありました。本番は少しでもリラックスして臨めるように引き続き練習を重ねたいと思います。 練習を始めた当初はメンバーの予定がなかなか合わず、要領も分からなかったので苦労しましたが、本番に向け完成度をあげることができました。やれることをやったという達成感があります。

◎もともとおばさん臭い性格なので、役作りにはそんなに苦労しなかったです(笑)最初はかなり不安でしたが、練習を重ねてよくなったなと思います。今は本番が楽しみです。

◎練習の時は、先輩や同級生がいて少し照れもありましたが、本番は照れずに思いっきりのよいアクションでやろうと思っています。

◎自分は騙される側の家族の役ですので、自分の祖母2人やまわりのお年寄りに、オレオレ詐欺を身近に感じてもらい、被害に合うことのないように対策をしっかりと伝えたいです。



代表インタビュー

政経学部 法律政治学科 3年
岩瀬 正直

お年寄りは自分たちが守る。

活動のきっかけについて

オレオレ詐欺の被害額が年々増えていることを知り、自分たちにできることはないかと考えていました。
詐欺の内容だけではなく、もっと対策の部分が高齢者の方にわかり易く伝わるように寸劇を考え、活動を始めました。

これまでの活動について

皆がとても協力してくれたので、スムーズに進みました。
寸劇に出演しないメンバーも、本番で配るシールやチラシの制作を担当してもらい、役割分担をしっかり分けることで活動をうまく進められました。皆で一つのものを作り上げていく楽しさとやりがいを実感できました。

今後の活動について

12月にも寸劇を開催予定です。場所は文京区周辺を想定しています。開催後はDVDを編集・制作して都内の図書館などに配布して置いてもらおうと考えています。
これからマイナンバー制度も始まり、新たな詐欺の発生も聞きました。その対策のための活動も後輩と研究していきたいです。