「郷土料理を活用した地域ブランド創生プロジェクト」で採択された徳永ゼミナールおよびデザイン学科チームのメンバーが、9月27日、八王子国際キャンパスで、9月24日に道の駅 富士川で行われた試食会で提供した4つの新しい「みみ」料理のレシピ制作と当日実施したアンケートの集計を行いました。この活動は、山梨県富士川町の郷土料理「みみ」の商品・レシピ開発や普及を通じて、町の活性化や地域のブランドを創生していくことを目的に活動しています。この日は、試食会当日のアンケートの集計も実施。地元の方々を中心に今後の活動の参考になる貴重なご意見をたくさんいただきました。
山梨県南巨摩郡富士川町の郷土料理。根菜や里芋などと味噌を一緒に煮込んだ料理が一般的です。
名前の由来は、形が農具の箕(み)に似ていることから転じてなったと言われています。“箕を持って福をすくい取る”という縁起を担いで正月に食べるといいます。
現在は、味噌と一緒に煮込んだ食べ方が一般的。おいしく、親しみやすい食べ方を目指して、何度も試作を繰り返してようやく完成した4つの「みみ」料理。
町の方や一般の方が、簡単に調理でき、おいしく食べられるレシピを心がけて、構成やページ構成、デザインなどを話し合いながら作成しました。
完成したレシピは、クッグパッドに掲載予定。無事掲載となれば、世界初!「みみ」料理のレシピ公開となります。
徳永ゼミナールおよびデザイン学科チームの地域創生へのチャレンジは、まだはじまったばかりです。
拓殖大学と富士川町(山梨県)は、同町の地域活性化や地域課題の解決等と、本学の教育・研究の充実を目的として、9月24日に「道の駅富士川」にて包括連携協定を締結しました。
本学と富士川町とは、2015年7月開催「大学生観光まちづくりコンテスト2015」で国際学部徳永達巳ゼミナールが同町をテーマにした発表とその後のフィールド調査を実施。2016年8月と11月に同町で開催されたイベントへの参加協力、2017年1月「富士川町まちづくりシンポジウム」の共催、本学留学生が同町平林地区の農家で民泊した体験を母国に発信するなどの交流が続いており、今回の協定締結を機に一層の連携推進に努めます。
依田 哲哉 氏
富士川町役場政策秘書課 企画推進担当
国際学部 国際学科 徳永ゼミナール
代表 丹澤 瑠里 3年
工学部 デザイン学科
原 絵里子 3年
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