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郷土料理を活用した地域ブランド創生プロジェクト

徳永ゼミナールおよびデザイン学科チーム 代表:丹澤 瑠里(国際学部 国際学科 2年)

目的

 我々は徳永ゼミナールの活動を通じて、インフラ開発や地方創生の方法について学んでいる。本プロジェクトは、日本が抱える深刻な問題の一つである、人口減少地域における地方創生に向けた貢献策の一つとして、地域の魅力を活かしたブランド化のあり方について検証することを目的とする。活動に当たっては、我々学生と地域住民との交流を通じて、これにより地域の特徴を活かしたブランド化戦略の確立方策について明らかにしたい。地方創生に関しては、昨年、ゼミの活動を通じて空き家を利用した富士川町への地方活性化に向けて様々な調査の研究・発表を行ってきた。
 今回我々は、本年1月23日に開催された富士川町まちづくりシンポジウムにおいて発表し、大きな反響のあった富士川町の郷土料理である「みみ」の商品開発に視点を置き、「郷土料理を活用した地域ブランド創生」をテーマに掲げた。これにより、富士川町の魅力を発信する手段の一つとして「みみ」の普及、商品開発化を考えており、「みみ」の試作品をいくつか作成して、8月中に富士川町の方々と試食会を行う予定である。また、YouTubeやクックパッドを活用して、みみの作り方を発信していく。食生活改善推進委員などの町民の方々と一緒に活動を行う。
 普段、富士川町に住んでいる方々にとって、当たり前に食べられている「みみ」を、町外へ発信することは富士川町をはじめ拓殖大学のPRにも大きく繋がると期待している。将来的には富士川町の道の駅「ふじかわ」、拓殖大学の学食販売、首都圏の主要駅での物産展にて販売などもを考えている。なお、本プロジェクトは昨年度より協働して活動に取り組んでいる永見豊准教授が指導している工学部デザイン学科の学生と協力して実施する。

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期待される成果

1、富士川町のメリット
①町外ではみみに対する知名度は低いが、認知度が広がる、②食文化の継承、③町を知ることによりほかの特産品の知名度もあがる、④新たな名産品が生まれる、⑤経済効果により発展に活かすことができる、⑥以上の効果から富士川町の特徴を活かした地域ブランドの確立を図る。
2、学生のメリット
①拓殖大学の学生と富士川町民同士で交流を通して地方の現状を学ぶ、②伝統料理を知ることで自分たちの地域の伝統料理に対しても関心が高まる、③町民や行政を含めた企画の設計・運営という経験ができる。
3、大学側のメリット
①富士川町に大学を知ってもらうことで、地域との新たなネットワークができる、②学生が主体となってプロジェクトを成功させることができれば、拓殖大学の知名度が上がる、③大学が掲げる「教育ルネサンスのグランドデザイン」が達成される。

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実施期間

平成29年7月5日~平成29年10月19日


7月5日    事前準備打ち合わせ
7月8日、9日 山梨県富士川町訪問(第1回目)
8月上旬   試作品製作
9月上旬    山梨県富士川町訪問(第2回目)
10月上旬   山梨県富士川町訪問(第3回目)
10月中旬   反省会

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企画経費

総経費 350,000円  奨励金利用額 250,000円

(1)交通費 105,000円
(2)交通費 20,000円
(3)宿泊費 150,000円
(4)印刷費 4,000円
(5)印刷費 12,000円
(6)消耗品費 8,000円
(7)材料費 30,000円
(8)リース費 6,000円
(9)施設利用費 12,000円
(10)保険料 3,000円

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メンバー一覧

氏名 学部 学年
丹澤 瑠里 国際学部 2年
佐藤 光瑠 国際学部 2年
大淵 裕介 国際学部 2年
櫻井 世訓 国際学部 2年
大口 凌磨 国際学部 3年
氏名 学部 学年
渡辺 誠也 国際学部 3年
敦沢 慶樹 国際学部 3年
原 絵里子 工学部 3年
工藤 悠果 工学部 3年
松岡 哲敏 工学部 3年


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