根津の文化を伝えたい!

「世界に一番近い下町へ」~根津の観光推進プロジェクト~の企画で活動を続けている長尾ゼミナールのメンバーが、観光パンフレット制作の素材作りのために、留学生とともに根津の街を散策する活動を行いました。
当日は、10::00に根津駅に集合。中国、マレーシア、ベトナムなど各国の留学生60名と長尾ゼミナールの6名が合流しました。A~Cの3つの班(ひとつの班は留学生約20名と長尾ゼミ2名で編成)を作り、チームごとに回る順番が重ならないルートを設定。いよいよ、班ごとに根津観光スタートです。
A班は、根津駅を出発後、明治時代に建てられ登録有形文化財に指定されている「はん亭(串揚げ)」の建物見学へ。留学生は輪になって、長尾ゼミの時安副代表が語る建物の歴史や街の歴史に耳を傾けていました。
続いて、生地・手ぬぐい専門店の「多ち花」に立ち寄った後、根津銀座通り商睦会へ。
路地裏を歩くと、地元の方々から「どこから来たの?」「今度お祭りあるから来てみてね!」と留学生へお声掛けがあり、暖かい下町人情に触れるひとコマもありました。
コースの最後は根津神社へ。留学生は神社の歴史、お清めや参拝の作法を学びながら日本の文化に触れました。3班すべて集まった後は、閉会式を実施。
時安副代表は閉会の挨拶で、「みなさんに実際の根津の街や日本の文化を体験してもらいとてもうれしい。今日をきっかけに、これからたくさんの日本の文化に触れてほしい」と語り、「今日の観光ツアーを参考に、訪日外国人の方々に根津の魅力が伝わるパンフレットを必ず仕上げたい」。と決意を述べツアーを締めくくりました。
この日の活動の様子は編集してYouTubeへアップ予定。SNSでの拡散も狙います。

10:00 長尾ゼミ、留学生集合
10:15  ゼミ生誘導のもと三班に分かれて観光

A班のルート
根津駅 →はん亭(串揚げ)→多々花(生地、手ぬぐい)→根津銀座通り商睦会 →八重垣せんべい → 小石川金太郎飴 → 根津神社

13:00 動画制作のための説明会

・受け入れ先からみた今回の活動についての
 印象をお聞かせください。

今年も昨年に引き続き長尾ゼミナールの企画に協力させていただき
ました。昨年は数名の学生の参加でしたが、今年は3クラス約60名の留学生が参加させていただき賑やかになりました。拓殖大学の学生さんの企画と活動が充実してきている証拠だと感じています。

・留学生と拓大生へのメッセージ

留学生たちにとっても日本人との直接の交流の機会はなかなか持つことが出来ないので、拓殖大学の学生さんとの交流はとてもありがたく、今後も留学生たちと継続した付き合いになっていってもらえればいいなと考えています。

・学生チャレンジ企画に応募した理由は?

昨年は地域の方々との関係構築に苦労してしまいました。
今年は昨年の反省点を踏まえて、より発展した内容で
もう一度挑戦しようと思いました。

・今回の活動を振り返って

留学生の方々に楽しんでいただけたかなと思っています。思った以上に質問も多くてうれしかったです。根津も含めて、日本の文化に興味をもつきっかけになってもらえたら嬉しいです。パンフレットも充実したものができそうです。

・今後の活動について

ようやく撮影を終えたので、パンフレットの制作に力を入れていきます。 一番の目標は、訪日外国人の方に根津を知ってもらう活動ですので、 SNSやYou Tubeも活用しながら展開していこうと考えています。

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