高尾山を日本の誇りにしたい、そして高尾山を通して日本の未来を考えていきたいです。私たちの考える
これからの高尾山は、持続可能な社会を考えるための場であり、また開発とうまく付き合っていくヒントを
与えてくれる場にもなると思っています。
現在の日本で、持続可能な社会への障害が数多くある中で、
"高尾山学"を通じて少しでも解決へのヒントを見つけ出したいと思います。
続いて、参加者のみなさんに、「これからの高尾山はどうなるか」を紙に書いてもらい、
グループでの意見交換後、発表を行いました。
グループA
自然と人との懸け橋であり続けてほしい。
いろいろな人に登ってもらい高尾山の魅力を知ってもらうことにより、開発の問題などにも目を向けてもらえるのではないかと思う。
グループB
高尾山を自然や環境を考えるきっかけの山にしていきたい、まずは、ゲストの方々から紹介していただいた地元八王子の郷土資料館などに足を運び、歴史と地理を学びたいと思う。
グループC
身近な自然が見える山なので、今ある自然を保ち続けてほしい。
高さでは富士山に及ばないけれどでも、自然が豊かで外国人にも愛される山であってほしい。
また、ゲストのみなさんからは、これから高尾山と接していくために、
・自然に学ぶ姿勢を継続していく
・いろいろな人がみんなで手を取り合って高尾山のことを考える、
・縦横軸などでさまざまな方向から高尾山を考えてみる。
などの意見をいただきました。
石川ゼミ、参加者、ゲストの方々が考える「これからの高尾山」が出そろいシンポジウムが終了。
司会の酒井さんは、「皆さんの発表の中で『人と自然』」というキーワードを書いた方が多く、自分たちが『人と自然をつなげる懸け橋』となったり、『人と自然とが共存』できたらいいな。という想いを
たくさん感じることができました。」とシンポジウムの感想を述べました。
また、小原さんは「高尾山は身近な山であり、人と自然が共存しなければいけないところ」「今日のミニシンポジウムで少しでも高尾山に関心を持っていただいた方がいたらうれしい」「ゲストの方のお話しや皆さんの意見を参考に、引き続き将来の高尾山について考えていきたい」。と述べ、シンポジウムを締めくくりました。
石川ゼミナールは、今後も継続的に大学近隣のカフェなどでワークショップを開催して「これからの高尾山」について議論をしていく予定。議論の内容は、フリーペーパーの発行やSNSでの発信を続けながら、最終的に"高尾山学"の内容をまとめた本の刊行も目指します。
Facebook:: https://www.facebook.com/k.ishikawaseminar
Twitter: @ishikawasemi
フリーペーパー配布場所:八王子キャンパス カフェ「TOUMAI」(八王子キャンパス北門徒歩2分)
高尾山近辺の協力店(予定)
ゲストの方々との日程調整やプログラムを考えるのが大変でした。どうしたら参加者やゲストの方々と「これからの高尾山」について
一緒に考えることができるか、皆で知恵を出し合いながら
進めていきました。
もう少し集客数を増やしたかったのが本音ですが、紅陵祭を見学に来た社会人の方や拓大の他の学部やゼミの学生の参加もあったので、今後の活動への広がりを感じることができました。
無事終了できてホッとしています。
シンポジウムの内容や今後のワークショップの告知などを掲載した
フリーペーパーを制作して大学や近隣のカフェで配布予定です。
このプロジェクトは数年間続ける計画ですので、SNSも活用し学内、
学外に積極的に情報発信を続けていきます。
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