きっかけは学生さんからの電話での提案でした。
養護施設の子どもたちと地域支援活動として交流、ボランティア協力したいという申し出でした。当初はこちらのイメージと学生さんのもつイメージにギャップがありましたが、我々のノウハウを提供しつつ事前研修や学習支援を通じて擦り合わせを行い、ここまで進めてきました。
最初はやはり子どもたちとの距離感に戸惑いがあったと思います。
時間の経過とともに、子供たちが遊びを通して、年齢の近いお兄さんと
お姉さんと接して打ち解けられた部分が非常に大きかったと思います。
お互い名前を覚えたりとかそういった中で、学生さんたちも子どもたちに
対して積極的な部分が徐々に出てきたのかなと感じています。
今まではイベント等も単発での支援、ボランティアが多かったのですが、
今回、学生さんが半期に渡って継続的に通い、交流してもらえたので、子どもたちと学生さんに一体感が出てきました。
企画をプレゼンする時など自分たちの考えをしっかりと整理して人前で表現すること、一方で子どもたちと
かかわるときは子どもたちの目線に合わせて楽しむこと、この2点を両立して成し遂げられれば卒業したときに
大きな自信になるのかなと思っています。スケジュール管理のことなど厳しくさせていただいた部分も
多かったのですが、めげずに頑張ってくれました。
子どもたちが生き生きとしていてうれしかったです。私たちが小さい時
よりも考え方もしっかりしていると感じました。活動前半にくらべて
後半は役割分担も上手くいき、それぞれ責任感をもって取り組む
姿勢が出てきました。最初のころよりは成長できたのかなと思います。
政経学部10組での活動はひとまず今年で終わりになりますが、活動を通して
団結力も出てきましたので、このメンバーでまた集まり、子供たちの
元気な姿、成長している姿を見たいです。
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