団体名 鄭偉ゼミナール チーム3年
代表者 商学部 国際ビジネス学科 3年 辻 拓巳
参加メンバー人数 11名
2017年5月22日~10月21日
5月22日 | 学生チャレンジ企画内容決定 |
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5月26日 | 鄭先生と打ち合わせ |
5月29日 | メンバー会議 → 集客の方法の提案 ワークショップの方向性・内容の話し合い |
6月12日 | メンバー会議 → 全4回ワークショップの担当決め |
6月17日 | 講師と打ち合わせ → 第4回ワークショップ内容の話し合い 集客案の提案 |
6月19日 | メンバー会議 → 第1、2回ワークショップ内容の話し合い 集客を行う場所の提案 |
6月26日 | メンバー会議 → 第2回ワークショップ内容の話し合い 集客を行う場所の提案 |
7月3日 | メンバー会議 → 第2、3回ワークショップ内容話し合い 打ち合わせや準備を円滑に進めるためチーム作り 集客を行う場所の最終確認 |
7月10日 | メンバー会議 → 新たな集客方法準備や段取りの確認 第4回ワークショップ内容確認 |
7月17日 | 撮影機材下見 |
7月19日 | 第三回紅陵祭参加団体説明会参加 |
7月24日 | メンバー会議 → 全4回ワークショップ内容確認 |
8月25日 | 講師との打ち合わせ → 3回までのワークショップ内容確認、4回目の落語披露の会場説明 |
8月30日 | 撮影機材下見 → 見積もり出し |
9月2日 | 第四回紅陵祭参加団体説明会参加 |
9月11日 | 各班代表による打ち合わせ → 各班活動報告、ワークショップ内容確認、実施教室の確保 |
9月18日 | メンバー会議 → 第1回ワークショップ内容の最終確認、集客状況の確認 |
9月22日 | 撮影機材、編集ソフトの購入 |
9月23日 | 第五回紅陵祭参加団体説明会参加 |
9月25日 | 第1回ワークショップ実施 17時~18時 E館9階ラウンジ 参加者10人 落語研究会OB会長、副会長、古今亭志ん彌さんと打ち合わせ → 1回目ワークショップのフィードバック、第2回目以降の内容確認 |
10月2日 | 第2回ワークショップ実施 18時~19時 E館9階ラウンジ 参加者15人 メンバー会議 → 集客、改善点の確認と改善案の提案、第3回内容最終確認 |
10月9日 | 第3回ワークショップ実施 18時~19時 E館9階ラウンジ 参加者23人 メンバー会議 → 集客、改善点の確認と改善案の提案、第4回内容最終確認 |
10月13日 | 講師と打ち合わせ → 4回目ワークショップの最終打ち合わせ 当日披露していただく落語の台本の受け取り |
10月21日 | 第4回ワークショップ実施 13時30分~14時30分 E701教室 参加者68人 アンケート取りまとめ |
講師として古今亭志ん彌さんと細田家永さんをお迎えし、マインドマップを使用したワークショップを開催した。まず始めに、マインドマップを使用せずに1分間の自己紹介をした。その後マインドマップを作成し、それを使い同じように1分間自己紹介をした。それぞれを比較してみると1回目では30秒ほどで終わっていた自己紹介が、2回目では1分では足りないほど内容の濃いものになった。講師からは、短い時間で充実した内容が伝えられるかが社会に出てからは重要であり、身振りや言葉遣いを工夫することにより今後の生活において役に立つものになると学んだ。また、実際にマインドマップを使用して自己紹介をし話す順序や内容の重要性についてどこを基準に自己紹介すると濃いものにするのか落語に例えながらフィードバックをしていただいた。
第1回ワークショップ YouTube配信
表情やボディーランゲージを使用した非言語コミュニケーションを学ぶワークショップを開催した。落語では表情や動作で思っている事を伝えることが多く、講師にまんだら(手拭い)を使った表現を披露していただいた。その後、紙で目から下を隠しどのような表情をしているか当てるペアワークやお題をジェスチャーで伝えるシュチュエーションジェスチャーゲームを6人チームのリレー形式で実施した。講師からは、相手に自分の意思を伝えるには言葉だけではなく体で表現することが、何よりも大切な挨拶でよい印象が与えられるというフィードバックをしていただいた。
第2回ワークショップ YouTube配信
社会人基礎力の中の「前に踏み出す力」「チームで働く力」この2つに重点を置き、学ぶワークショップを開催した。1人のコンサルタント会社の新社会人になりきり、医薬品会社をコンサルし、会社に対して改善案を作成し、チームごとにプレゼンテーションするグループワークを実施した。第3回ワークショップ実施後、講師より実際に粗忽長屋(そこつながや)という落語の演目を披露していただきました。
講師 細田家永さん披露 粗忽長屋 YouTube配信
第3回ワークショップ YouTube配信
4回目のワークショップは紅陵祭期間に講師、古今亭志ん彌さんに「子ほめ」という演目の落語の披露及び講師の細田家永さんと古今亭志ん彌さんとのディスカッションを実施した。ディスカッションでは、「学生のうちにしておくべきこと」「上司、先輩との上手なコミュニケーションの取り方とは」「インターネットとの向き合い方とは」「10年後の古典落語はどうなっているか」この4つの議題でお話していただいた。勉学に励むことと歌舞伎や落語を初めとした古典芸能を学割が効くうちに沢山観に行くことや、挨拶、常に様々なことを学ぶという「志」という結論がでた。また、状況・場面は変わっていても人間の気持ちは変わらない。だからこそ面白く通じる。時代は変わっても人の気持ちは通じ合う。これは落語にも言えることであり、形態は変わる可能性はあるが落語の形式をとったものは10年後でもあり続ける。こういう時代だからこそ必要である。という結論が出た。
アンケートには、真打の落語家さんの落語を聞ける機会はなかなかないので良い経験になった、若いうちから伝統芸能に触れておくことの大切さがわかり、話のテンポが重要なことがわかった。話の構成の大切さや、ディスカッションでの上司との接し方の話がためになったなどの声があった。
第4回ワークショップ 真打古今亭志ん彌さん 落語披露 YouTube配信
第4回ワークショップ パネルディスカッション YouTube配信
今回監査役兼アドバイザーとして本学落語研究会現OB会長である細田家永さん、講師に一般社団法人落語協会所属の真打落語家、古今亭志ん彌さん(本学OB)、吉本クリエーティブ・エージェンシー所属の漫才師である美波知治さん(本学OB)にご協力いただく予定でしたがスケジュールが合わず、講義内容のアドバイザーをしていただいた。講義に関しては、監査役兼アドバイザーである細田さんに講師としてご協力していただいた。
第1回ワークショップ風景
ワークショップ内容の説明を受ける様子
古今亭志ん彌さん落語披露風景
学生チャレンジ企画の実施は大きな問題もなく成功したといえる。しかし、今後に向けての改善点もあると考える。1つ目は集客である。第1回目のワークショップの集客では、学生ホールへチラシを貼り、拓大ポータルでワークショップ実施のお知らせを流した。しかし大きな集客はなかった。第2回の実施に向け集客を伸ばすため宣伝のTwitterを作成し工夫をした。この試みにより第1回よりも参加人数が増加した。第3回に向けては引き続きTwitterを使用し企画メンバーによるチラシ配り、3年ゼミナール個別説明会での宣伝を実施。様々な工夫により、第1回から第3回と徐々に集客を伸ばすことが出来た。宣伝を続け、第4回ワークショップ(紅陵祭)では約70名の参加者が集まった。
2つ目はYouTubeの配信回数である。今回不特定多数の人に観てもらえるようワークショップ内容をYouTubeに映像配信していた。しかし、思うような再生回数に届かず再生回数に関しては企画終了後も改善していかなければならない大きな課題と考えている。
現時点では、Twitterでの宣伝や第4回ワークショップにご来場いただいた方への告知、拓殖大学Facebookでの紹介など改善案を実施し、より多くの方に観ていただけるよう試行錯誤している。
3つ目は、人数不足である。今回、紅陵祭での落語セットを落語研究会から借用する予定でしたがスケジュールの確認を怠り借用することが出来なくなってしまった。こういった状況で1人ひとりが自らのすべきことを考え、落語セットの調達やそのために空いた穴を埋める行動をとることが出来たが、人数不足による各メンバーのタスクの重さが目立った。しかし、このタスクの重さを乗り越え、責任感を持ち行動できたことは今後のゼミナール活動や社会人としての生活に生かしていけると感じた。このことから、次年度以降はプロジェクトに見合った人数を設定することでよりよいものになると考えた。
4つ目は、費用についてである。今回YouTubeへの動画のアップロードをスムーズに行うため業者への依頼を考えたが、企画に伴う技術のスキルアップのためメンバーで行うことをした。そのため大幅に奨励金が余り残金61,225円は大学に返金した。
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